目次
ビロキシーの特徴
ビロキシーの果実は特別に大きいわけではありませんが、硬めで歯ごたえがあります。そのため、輸送や保存にとても適しているのがポイントです。甘みが強く、果汁が多いので、風味が良く、生で食べるのにぴったりです。ジャムやデザートにも使いやすい果実として人気があります。
育てやすさと強さ
この品種は、他のサザンハイブッシュ系ブルーベリーと比べて病気に強く、育てやすいのが特徴です。シュート(新しい枝)やサッカー(根元から伸びる芽)がよく出て、樹木は直立してブッシュ状に成長します。そのため、初心者でも育てやすいと言われています。また、「ビロクシー」と呼ばれることもあります。
ビロキシーの基本情報
ビロキシーの収穫時期は6月中旬から下旬で、果実の大きさは中~大粒(約17~18mm)です。甘さが際立ち、平均糖度は14~15.5度あると言われています。用途としては、生でそのまま食べるのはもちろん、ジャムやお菓子作りにも最適です。育てるのも食べるのも楽しめる、魅力的なブルーベリーの品種です。
ブルーベリーの魅力
ブルーベリーは果樹栽培の入門として人気があり、花や実、紅葉といった四季折々の姿を楽しめる植物です。植えたばかりの1年生苗でも実を収穫できますが、1年目は少し我慢した方が良いでしょう。2年目になると少しだけ収穫を楽しめ、3年目以降はたくさんの実を収穫することができます。
サザンハイブッシュ系とは
ビロキシーが属するサザンハイブッシュ系は、温暖な地域で栽培しやすいブルーベリーの仲間です。この系統の品種は、味が良いものが多く、収穫時期が早いのが特徴です。また、常緑性で枝が多く育つので見た目も楽しめます。ただし、一般的に樹勢があまり強くない品種が多いため、栽培する際には注意が必要です。その中でもビロキシーは強健な品種で初心者にもおすすめです。